髪と爪の意外な関係とは?

こんにちは!山田です。

髪は細く、長く、伸びていくものです。そして、爪も髪と形状は異なりますが、毎日伸びていきます。

そんな髪と爪ですが、「伸びる」という共通項以外に、考えられる関係性があります。
それは、ともにタンパク質で生成されている点です。爪も髪も、角質を構成するタンパク質のひとつとして有名な「ケラチン」により生成されています。

また、靴を履いたときに、つま先が靴の先端にぶつかると、小さいですが衝撃を感じますね。爪は手足の先端に位置し、日々起こりうる刺激や外的環境から皮膚を守っているのです。実は髪も同じで、太陽光が直接頭皮に照射されるのを防いだり、一度体内に吸収されてしまった有害物質や老廃物を毛髪を通じ排出するなどして、頭部[脳]全般の温度調節をしたり、機能を維持するための重要な働きもしているのです。
こうしてみると、髪と爪には大きな共通点がたくさんあり、意外な関係性が見えてきますね。

髪と爪の関係から起こりうること
爪が割れたり、爪にヒビが入る、波打つなどの症状は、爪に栄養が行き届いていないケースが多いです。(ただし、マニキュアやネイル施術を定期的に行っている場合の、爪の傷みは別に考えます。)

同じタンパク質成分で生成され、人体の末端に位置する爪に傷みが出ているということは、毛髪にも同じ症状が見られる場合が多いです。
「髪や爪に傷みが出ている」ということは、「=栄養の偏りが見られる」場合も多くみられます。特に、髪も爪もタンパク質に由来しますので、良質なたんぱく質を摂ることが大切です。

特に女性に多いと言われますが、男性でも女性でも、貧血傾向が強いと髪や爪が丈夫に育たないと言われます。貧血気味ということは、髪を健康的に保つと言われる鉄分やミネラルが不足しているということでもありますので、理にかなっていると言えるでしょう。

美髪を保つ=健康な爪をつくる
髪と爪のどちらかに傷みのサインが見られる場合、睡眠不足やストレス、栄養状態の悪化などから、体バランスに乱れが生じているかもしれません。
気になるサインを感じたら、日々の生活に偏りがないかチェックしてみましょう。
3食きちんと食事をとるだけでも、体調は整っていきます。

最近、爪の傷みがひどいと感じている方は、髪の傷みもチェックして、健康な髪を目指してみてください。