雨で髪が傷む?!

こんにちは、布目です!!

雨で髪が濡れると髪が傷んでしまうという可能性が非常に高いです。
しかし、多くの人はほぼ毎日入浴するため、毎日髪を洗うという人は多いと思います。
髪が濡れてしまうと傷むとしたら、毎日の洗髪はやめておいた方が良いという話にもなります。
なぜ雨で髪を濡らすと髪が傷む原因になるのかというと、それは同じ水でも雨の成分と洗髪で使う水道水の成分が違うからなのです。
髪は弱酸性、シャワーで使う水道水は弱アルカリ性
髪をシャワーのお湯で洗い流すだけでも髪が傷む可能性があります。
髪は弱酸性状態ですが、シャワーに使う水道水は弱アルカリ性です。
弱酸性の髪が弱アルカリ性の水に触れると、髪を構成するタンパク質のバランスが崩れて、キューティクルが開いた状態になります。
キューティクルは表面を保護するバリアであり、キューティクルが開くとそこから髪の栄養が抜けてしまいます。
キューティクルが開いた状態、つまり髪が濡れた状態だと髪が傷みやすくなるということです。
このため、髪が濡れた状態は髪が傷みやすい状態であるといえるため、洗髪後は早く髪を乾燥させる方が良いのです。
雨は基本的に酸性、強めの酸性雨は髪を傷めます
水道水が基本的に弱アルカリ性なのに対して、雨は酸性です。
水道水の弱アルカリ性は、人体にさほど影響が出ない程度に人工的に調整されているため問題はありません。
しかし、自然の産物である雨は人工的な微調整はすることが出来ません。
強めの酸性の雨、つまり酸性雨はシャワーの水よりも大きなダメージを髪に与える可能性があります。
雨は地上から登った水蒸気が雲になって降る仕組みのため、大気汚染された水蒸気で生成された雲からは、強めの酸性雨が降る可能性もあります。
放射性物質も酸性雨の元になることが分かっています。
実際に、その時降っている雨がどの程度の酸性なのか即座に測ることは出来ません。

髪は基本的に濡れた状態だと傷みの原因になります。
それはシャワーの水よりも雨水の方が髪に与える悪い影響が大きいと考えるべきです。
このように雨に濡れてしまうと、髪が傷んでしまう可能性が高いので、雨が降っている時はなるべく髪を濡らさないように注意しましょう!