お酒と肌

こんにちは!!布目です!!

歓送迎会シーズンになりお酒を飲む機会が増えた方も多いと思います。
そんな方に聞いてほしい、お酒が及ぼす悪影響…

お酒を飲んだ直後は肌の調子が良くなったと感じることがありますがそれはお酒に含まれるアルコールの作用によるものです。
アルコールを摂取すると血管が膨張し、血液が循環しやすくなります。
食事で摂取した栄養素が体中に行き渡るため肌の調子が良くなるのです。

しかし、それは一時的な効果にすぎません。

しばらくすると体内のアルコールを薄めるために水分が多く消費され現れる症状は肌の急激な乾燥です。
毛穴が広がり埃や皮脂が詰まりやすくなるので炎症やニキビの原因になります。
また飲酒した翌日に肌がかさつくのは、乾燥で角質が硬くなるからです。

肝機能の低下もアルコールによるデメリットの一つです。肝臓にはアルコールを分解する役割がありますが、飲みすぎると負担が大きくなり正常に働かなくなります。
肝臓は新陳代謝やデトックスに関係する重要な臓器です。
正常に働かないと肌荒れやシミなどが生じやすくなってしまいます。

またお酒にはビールのように糖質が豊富なものが少なくありません。
糖質も美肌を損なう原因になります。
コラーゲンが肌にとって大切な成分ですがコラーゲンを含む体内のたんぱく質は糖質と結合することで減少してしまうのです。

また、アルコールにはリラックスや血行促進の効果があるので寝る前に飲むと寝つきが良くなります。
そのため晩酌や寝酒を習慣にしている人もいますが寝る直前の飲酒は肌のコンディションを悪くする恐れがあるので注意しなければなりません。
お酒を飲むと確かに寝つきは良くなりますが睡眠を浅くしてしまう可能性があるのです。
体内のアルコールは睡眠後しばらくすると交感神経を刺激し始めます。
交感神経が優位になってしまうと覚醒しやすい状態になります。
お酒の利尿効果によって尿意を感じて夜中に目覚めてしまう人もいるでしょう。

このように就寝前に飲酒をすると眠りが浅くなってしまうのです。
そうなると肌のターンオーバーが正常に行われなくなる悪影響が生じます。
熟睡できていないとターンオーバーに必要な成長ホルモンの分泌量が減ってしまうからです。

新年度の前に!肌荒れする前に!!
お酒との付き合い方にもう1度向き合ってみてはいかがでしょうか?