日焼け止めのしくみ

こんにちは! 山田です。

暑い季節になってきました。紫外線も強く、日焼け止めの出番です。
日焼け止めはどうやって肌を日焼けから守ってくれるのか調べてみました。

反射するか、吸収するか?

 日焼け止めに含まれる紫外線を防ぐ成分は、大きく2つに分けることができます。1つは、紫外線を反射する紫外線散乱剤であり、もう1つは紫外線そのものを吸収して化学反応で熱や赤外線に変える紫外線吸収剤です。

紫外線吸収剤は、その使用感の良さから多くのUVカット商品に採用されていますが、ハワイでは2021年1月より紫外線吸収剤のオキシベンゾン、オクチノキサートを使用した日焼け止めが一律禁止となっています。近年、カプセル化することで肌の負担を減らした原料も流通していますが、サンゴなど環境への影響が問題になったことや経皮吸収性が高いことなどが理由で、世界的にはその危険性も指摘されています。

一方、紫外線反射剤は昔から白粉などに使われていた酸化亜鉛、酸化チタンなどが主成分で、安全性は比較的高いとされています。「ノンケミカル」などと表示されている日焼け止めは、紫外線反射剤だけを使用しています。肌にはやさしいのですが、微粉末を顔につけることになるので、色が白っぽくなることや、こまめな塗りなおしが必要になるという欠点がありますが、効果はあります。

日焼け止めの効果を発揮するためには、塗りなおしが大事です。日焼け止め剤は肌の上にあってはじめて効果を発揮するので、汗をふきとったり手でこすったりして日焼け止め剤がおちてしまうと、その部分は塗っていないのと同じことになってしまいます。落ちたと思ったらすぐに重ね塗り、そうでなくても2~3時間おきに塗りなおします。お化粧をしている時でも、ファンデーションの上から押さえるように塗りなおすだけで効果的です。

レクラにも安心してお使いいただける日焼け止めがあります。
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