泡立ちが悪い?

こんにちは!布目です!!

シャンプーの泡をつくるのは界面活性剤
毎日のバスタイム。シャンプーをてのひらに取り、よく泡立ててから髪の毛の汚れを落とす。一日のうちで、最も気持ちのいい時間のひとつですね。

ところが、毎日同じ製品を使っているのに、なぜかきょうは泡立ちが悪い。
あるいは、歳とともに泡が出にくくなっているような気がする…なんてことありませんか。

一般的に、シャンプーやせっけんなどには、泡立ちを促進し泡を安定させるための気泡剤と呼ばれる成分が含まれています。
これは界面活性剤と呼ばれるもので、台所用洗剤などにも使用されています。

汚れが泡立ちを阻害する
台所の洗い物をしていると、汚れている食器やフライパンほど泡が立たないと感じるでしょう。

これは、シャンプーも同じです。
つまり、髪の毛の汚れが多いと、それを取り込んでくれる界面活性成分が多量に必要になり、球状に並んで空気を包み込み泡となる界面活性剤が不足するわけです。

だから、泡が立ちにくくなるんですね。
髪の毛が普段より汚れてしまう要因は、さまざまです。

2、3日お風呂に入っていなかったとか、スタイリング剤を多めに付けていたなどが、その主なものでしょう。
また、男性に多いのですが、加齢によって皮脂汚れが多くなることも原因の一つになります。

では、シャンプーをよく泡立たせるにはどうしたらいいでしょうか。

まず、「予洗い」といって、あらかじめ髪や頭皮の油汚れを一度落としてしまうことです。
これには多めのシャンプーは必要ありません。

また、予洗いの前に適温のお湯でよく頭を濡らし、水で流れ落ちるほこりなどをすすいでおきましょう。
さらに、シャンプーは取ってすぐに髪につけるのではなく、てのひらに取ったら少量のお湯をかけ、空気を含ませてよく泡立てておきましょう。

洗いすぎには気を付けて
シャンプーの中には、泡立ちがいいことをうたった製品もありますので、これを使うのも一つの手です。

また、泡立たないからといって力を入れてゴシゴシ洗ったり、爪を立てたりするのはNG。
さらに、洗いすぎにも気を付けなければ、本来は必要な皮脂まで流してしまうため、頭皮が乾燥して荒れやふけの要因になることもあります。

肌をいたわりながら洗うようにしましょう。