夏ケア1

髪の毛の傷みを知るには、髪の構造の“キューティクル”が非常に重要です。キューティクルとは、髪の毛の一番外側にあるうろこ状の組織のこと。キューティクルが引き締まっていると髪はツヤツヤになり、開いているとパサパサな状態になります。

キューティクルは髪の毛の外側の組織ですが、傷む要因は内側からの可能性もあります。それでは、順を追ってご紹介していきますね。

まず、夏に髪の毛が傷む大きな原因は“紫外線”です。キューティクルは紫外線に非常に弱く、夏の日差しの中で過ごすと、組織自体がもろくなります。プールの塩素や海の塩分も髪にとっては大敵です。開いたキューティクルに塩素や塩分が入ることで、毛先だけでなく髪全体がダメージを受けます。

実は、クーラーの使用でも髪の毛は乾燥します。冬には乾燥対策をしているのに、夏はほぼノーガードでは傷むのも当然です。

これらの外からの刺激以外にも、“夏バテによる栄養不足やストレス”などが髪の毛が傷む原因としてあげられます。頭皮の環境が悪くなると、新しく生えてくる髪の毛の質にも悪影響を与えてしまうので注意しましょう。

髪の毛が傷む原因には、紫外線以外にも乾燥や栄養不足にストレスといった外からの刺激だけではなく、髪内部からのダメージもあることが分かりました。それぞれの原因に対して、適切な対策を行えば、髪を守ることができます!

続く