夏の終わり、全身メンテナンス2

今回は食べ過ぎとむくみのメンテナンス

「友達との食事が楽しくて」、「ひと口だけ食べようと思ったんだけど、ついつい…」など、食べ過ぎちゃうことってありますよね。食べた後に、罪悪感にさいなまれてしまったこと、ありませんか?
「ああ、これで○kg太っちゃったわ」なぁんて。でも、そんな心配は不要です。食事を1回ぐらい食べ過ぎたからといって、すぐ脂肪になるわけではありません。

人は食べ物を食べたあと、消化・吸収・代謝に時間がかかります。三大栄養素のタンパク質、脂質、糖質は、それぞれ消化・吸収・代謝にかかる時間が異なり、その人の体質や腸内環境によっても変わります。

一概に「食べ過ぎは○日で脂肪になる!」とは言えませんが、食べ過ぎたら2~3日程度で調節すると体に負担なく、調整することができます。

気をつけたいのは、1回の食べ過ぎではなく、食べ過ぎている状態が習慣化すること。
そして、常に食事に気をつけているとストレスになるので、たまには好きなものをたっぷり食べるという日を作るのも大切です。その翌日や日常の食生活がカギとなります。

もし前日食べ過ぎていたら、胃腸と体をしっかり休ませるように心がけましょう。カロリーは足りているけれど、消化吸収、代謝が追いつかずに胃腸や肝臓がぐったりしている状態なわけです。そんな時におすすめのアドバイスをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。

・半日だけのプチ断食をする
・おいしいと思う温度の白湯を飲む
・朝やおやつにバナナを食べる
・消化のよいものを食べる
・ストレッチや散歩を取り入れる
・夕食は眠る4時間前までに済ませる
・早めに就寝する

私はこの中でも早めの就寝がおすすめです!

夜更かしせずに、早い時間に眠るのもおすすめです。体は睡眠中に、細胞の産生や修復のほか、脳の記憶の整理など、翌日からリスタートできるように働きます。十分な睡眠をとると、それだけで300kcalが消費されるそうですから、それだけ働いているということです。

この消費カロリーは、マラソン約40分に匹敵。睡眠時間は人により適切な長さは異なりますが、最低でも、食べ過ぎた翌日は7~8時間確保したいところです。テレビやスマホをだらだら見る時間を削り、睡眠時間をキープしましょう。